アイスワインカクテル
先日、ホテルモントレ・エーデルホフ札幌で「在札幌カナダ名誉領事就任記念レセプション」が行われた。カナダ産のアイスワインを販売している関係で招待いただいた。
名誉領事に就任なさった井原水産?代表取締役社長の井原慶児氏のお父上には浅からぬご縁があったので30数年前にさかのぼっての思い出話をさせていただいた。
会場では3人のバーテンダーによるアイスワインを使ったカクテルが披露された。
3人3様のカクテルが紹介された中で、私が注目したのはアイスワインにウオッカを混ぜたリキュールを使ったカクテル。
カクテルの王様マティーニとワインの女王アイスワインとのコラボを試みたとの説明で、先ずカクテルグラスにドライアイスを入れてグラスをマイナス8度に冷やす。
アイスワインがマイナス8度以下で収穫されるブドウで造られることから温度計でグラスを−8度に冷やすと言うこだわり。
アイスワインカクテルのデモンストレーション
ミキシンググラスに氷をいれシャンパンサーベラージュで栓を開けたシャンパンを注ぎ、静かにマドラーで冷やす。この時氷と氷がぶつからないようにかき混ぜるのがポイントとかで、氷が解けて水っぽくなることを避けるとの説明。
このあたりがやはりプロのバーテンダーのなす技のようだ。
さらにそれにウオッカ入りのアイスワインとブドウのフレーバーを一滴加えカクテルグラスに注ぐ。
グラスの端にライムの皮を絡ませブドウをアクセントにしているあたりは、バーテンダーの洗練されたセンスがうかがわれる。
マティーニ風カクテル
爽やかな口当たりの中にキリとしたマティーニ風のカクテルを連想させる味で、アイスワインの今後の広がりを知る機会になった。
そこで早速、私もアイスワインカクテルに挑戦してみることにした。
ソルティドック風にグレープフルーツジュースとジンを使用。
氷を入れたミキシンググラスにロイヤル・ディ・マリア社のヴィダルを入れジンを2,3滴加え、プロにあやかって氷をぶつけないよう撹拌。
フルートグラスにそそぎ、そこへハスカップの実を3粒いれてみた。
どうでしょう。
ヴィダルの甘さがハスカップの酸味で中和されて何ともいえない柔らかい飲み心地に変わる。
それに色調がグラスの中に夕焼けをみるような茜色に染まり、暗いバーカウンターで飲むにはムード十分でないかしら。
味よし、色よし、香り良しでカクテルとしてひょっとしたらメジャーになれるのでは・・・・・
私の考案したアイスワインカクテル「ハスカップの夕焼け」
大それた気を起こしておりますが、新しい年を迎えるに当たってせめてウサギのようにぴょんぴょん飛翔出来ればと念じる次第です。
ヱ!地響きするから飛び跳ねないでくれですって?
そう申されても、私、結石持ちなので大いに飛び跳ねるよう医師に言われておりますので悪しからず。
今年もあと数時間で終わろうとしております。
1年間つたないブログお読みいただき有り難うございます。
更新を催促されますが、日々億劫になってきております。
来年は写真中心にしようかと考えております。
それでは皆様にとりまして幸多い年でありますようお祈り申し上げます。
2010年大晦日
ハスカップ 三ツ野由希子