神の雫
神の雫33巻めが出たので早速購入。
実は、乗り物の中でマンガ本を読む大人を見ると「いい歳して人前でマンガでもないだろうに」と言わば軽蔑していた。
ところが、ワインの勉強をしている話をしたら、それなら「神の雫」を是非読むべきとのアドバイス。
マンガかと,思ったがとりあえず本屋に行って「神の雫」が、どこに置いてあるのか聞いてみた。
マンガというのか劇画というのかおびただしい数の本が並んでいる。
その中に神の雫全29巻ずらりと並んでいる。
29巻もあることに驚いたが、とりあえずどんなものか第一巻を購入。
550円。安いのにまたまた驚き。読み始めて面白いのなんの。
それにワインヴィギナーとしては目からうろこでためになる知識満載。
ワインヴィギナーのバイブル
翌日すぐ残り28巻購入。
読み始めるとどうにも止まらない。
朝になってしまい1日中フラフラして二日酔いの状態に近い。
本の魔力か?
一本のワインについての表現が詩的で、文芸作品の領域だ。
劇画を読んだことが無いので比較できないがとても550円の本とは思えない。
たまたま観ていた辰巳琢郎のワイン番組に作者が出演していた。
姉と弟二人の共同作品とのことで、ソムリエ顔負けの知識と味覚,臭覚、感性を持ち合わせている仲良し姉弟のようだ。
それにしてもこれほどの内容のある本を書けるということは日々ワイン漬けの生活を送っているのでないかと思う。
それでいてきっと酔わないのだろう。肝臓がえらく強くてアルコール消化酵素が多いのだろう。
私などはテスティングしただけで心臓がドキドキしてきて顔が真っ赤になる。
体質的にアルコールアレルギーでないかと思う。
それがワインアドバイザー等に挑戦したがために悪戦苦闘の日々を送っていた。
昨日24日ニ次試験が行われた。
一次試験の時はソムリエ、アドバイザー、エキスパート合わせて300人くらい受験者がいたのでないかと思うが、アドバイザーの二次試験を受けたのはわずか12人。
ヒィエー!!! この中にこちとらも入っているのかと思うと、これでいいのだ、これでいいのだ。なんだかコマーシャル風。
落ちても、ここまで来た自分をほめてとは言わないが納得できるような気がする。
まあこの1年間ワインに明け暮れたようで、ほとほと年寄りの冷や水はこたえた。
母親が、よく、子供は子供らしく、女は女らしく、能無しは能無しらしく、年寄りは年寄りらしく、分相応にと言っていた言葉がやけにこたえますワ・・・・
発表は10月中旬とのこと。
今から言い訳をしておきます。
2012年9月25日
新千歳空港 ハスカップとアイスワインの店
ハスカップ
三ツ野由希子