羞恥心
「羞恥心」 どんないきさつでこんな名前が付いたのか分からないが、羞恥心のないことを売りにしているのだろう。
まあ、なまじあったら芸能人は勤とまらないと思う。
巨乳をゆさゆささせ、そこのけそこのけの姉妹がテレビに映ると、昔、パチンコ屋の開店で チンドン屋が太鼓を打って人寄せしていた姿と重なって、滑稽になる。
裸や馬鹿さを売り物にしているタレントはそれが商売道具みたいなものなので許されるが、近頃は電車の中で化粧をするのは当たり前で、スカートをズボンに着替えている女子生を見かけた。
この前も、地下のパン屋の階段に親子で座って食事をしているので通れない。
「通路をふさいだらだめでしょう」と注意をしたらプーンと膨れて外に出ていた。
地べたに座ったり、若い子がくわえタバコで車を運転したり、乗り物の中で当たりかまわず大声で話しをしたり、親が躾をしないにしても、みっともないと思う感覚がなくなっているのかもしれない。
それに美女がペットボトルをラッパ飲みしているのが当たり前の仕草になっているが、どうも私には抵抗がある。
日本人が総じて羞恥心を無くしたことを嘆いても致し方ないことかもしれないが、政治家が自身の行為を恥とも思わず、謝罪すれば許されると思っている傲慢さには呆れる。
中川昭一議員が音更の後援会で、支持者に謝罪したら「がんばれ」との激励を頂いたとの報告を記者団にしていたが、自身のテレビに映しだされた姿を恥ずかしいとは思わないのか。
もし教師がへべれけで教壇に立ったなら即解雇されるのではないか。
会社でも営業マンが大事な取引先との商談の場でろれつの回らない状態で登場したらどうなるか。
警察官が酒酔いで職務質問でもしようものならマスコミがこぞって糾弾するだろう。
国会議員なら酒の上での醜態は許されると言うのか。
自民党もこんな飲んだくれをクビにせず公認しようものなら選挙民から三下り半を突きつけられるだろう。
自民党危うしとの予想の中で議員の公認については素行上の身体検査も慎重であって欲しい。
或る自民党の議員は、自民党は温情のある党だからと擁護しているが、道民としてこんな羞恥心のない人物を国会に送ることは恥ずかしい限りだ。
他人の羞恥心を問題にするのもいいが自分のメタボ、恥ずかしくないのか?
余計なお世話というもの。わたしゃ税金大食いしてません。
3月5日
ハスカップ 三ツ野由希子